セブ島の工房からFROM CEBU
スルシィには編み子さんたちが 総勢約60人在籍しています。
普段は家でバッグを編んでいますが、 工房に来たときは
バッグのアイロン掛けや 編み方の分からないところを教わったり、
時には編む手を休めおしゃべりに興じたり、 いつも楽しそうにバッグを編んでいます。
編み子さん紹介INTRODUCTION
Em-em
(エムエム)
Elisa
(エリーサ)
Ading
(アディング)
Alet
(アレット)
Alot
(アロット)
Ann
(アン)
Arca
(アルカ)
Ayeng
(アィエング)
Babie
(ベビー)
Bea
(ベア)
Bebe
(べべ)
Bel
(ベル)
Berta
(ベルタ)
Cecil
(セシル)
Cecilia
(セシリア)
Cencia
(センシャ)
Cha
(チャ)
Cita
(シィタ)
Clarita
(クラリタ)
Cleofe
(クレオフェ)
Cristy
(クリスティ)
Denisa
(デニィサ)
Evelyn
(エブリン)
Flor
(フロアー)
Gigi
(ジジ)
Janice
(ジャニス)
Jo Ann
(ジョ アン)
Lita
(リタ)
Lucille
(ルシル)
Lulu
(ルル)
Lydia
(リディア)
Mariel
(マリエル)
Mario
(マリオ)
Marisa
(マリサ)
Marylyn
(マリリン)
Mhey
(メイ)
Milyn
(ミリン)
Mina
(ミーナ)
Myrna
(ミルナ)
Nalyn
(ナリン)
Nanet
(ナネット)
Raquil
(ラケル)
Regine
(レジン)
Res
(レス)
Resting
(レスティング)
Ricky
(リッキー)
Rose
(ローズ)
Tata
(タタ)
Tes
(テス)
Tintin
(ティンティン)
Totang
(トタン)
Victoria
(ヴィクトリア)
Em-em
(エムエム)
Executive Director
工房の諸業務、経理、編み子さんのことなど事がスムーズに運ぶよう、現地の動き・実務を一通り把握し対外的な事も含め経営全般に携わっています。みんなをまとめるのは決して簡単なことではありませんが、とてもチャレンジングでやりがいがあります。これからもっと地域女性のために雇用と仕事を増やし、海外にも販路を広げたいと思っています。
プライベートでは2人の子どもがおり、2012年に生まれた娘にはMa’am Satomiの苗字Sekiya(関谷)からSekiyah(セキヤ、愛称はキヤ)と名付け、Ma’am Satomiにはgodmotherにもなってもらっています。趣味は、音楽鑑賞、料理、踊ることで、特にズンバは先生並みに踊れると自負しています。10年前には、自分がこのようにトップに立ちみんなをまとめるなどと考えたこともなく、全てはma’am Satomiと一生懸命にバッグ作りをしているパワフルな女性たちに感謝です。Sulci is the second family for all of us! More power to Sulci family and God bless us all !!
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Elisa
(エリーサ)
Brand manager
女性たちに仕事の割り振りと商品・在庫管理、QC(品質チェック)、サンプル作り、プロファイル管理、Em-emの補佐など、多岐にわたって仕事をしています。いつもベストを尽くして仕事をすることを信条とし、自分がマネージャーとしてやりがいのある仕事を任せてもらえることにMa’am Satomiに感謝しています。月に2回は刑務所へ行き、収監されている女性たちにバッグの編み方を教え、出来上がったバッグのチェック、工賃の支払いもしています。
プライベートでは2人の息子がおり、毎朝飼っているヤギと子豚のエサやりから1日が始まります。マッサージとドレスメーキングのライセンスを持っているので、時々スルシィのミシン掛けの仕事もしています。趣味は、踊ることと歌うことです。“Lord thank you for this new challenge” that I never expected!
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Ading
(アディング)
サラグサ在住
障害を持った娘と一緒に暮らしています。パートタイムでヘルスセンター(保健所)でも働いていますが、娘の世話をしながら家で編み物ができるので、スルシィの仕事は有り難いです。分業ではなく、一つのバッグをきちんと仕上げることがやりがいにもなっています。主人はトウモロコシ(3ヶ月毎に収穫)を作っているファーマーです。主人の作るトウモロコシはおいしいです。
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Alet
(アレット)
カルカル在住
友だちのRes(スルシィの編み子さん)の家に遊びに行った時に、彼女がバッグを編んでいるのを見て、私も編む仕事をしてみたいと思ったものの難しそうで躊躇していたら、Resが「大丈夫、編めるよ」とスルシィの工房まで連れていってくれました。工房で、何と近所のDenisa、Myrna、Victoriaを見つけ、嬉しくなってがぜん働いてみようと思い、今に至っています。元気がいいのが取り柄です。
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Alot
(アロット)
カルカル在住
友だちのRes(スルシィの編み子さん)の家に遊びに行った時に、彼女がバッグを編んでいるのを見て、私も編む仕事をしてみたいと思ったものの難しそうで躊躇していたら、Resが「大丈夫、編めるよ」とスルシィの工房まで連れていってくれました。工房で、何と近所のDenisa、Myrna、Victoriaを見つけ、嬉しくなってがぜん働いてみようと思い、今に至っています。元気がいいのが取り柄です。
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Ann
(アン)
カルカル在住
最初のトレーニングに参加し一つバッグを仕上げたものの止めてしまいました。またスルシィで働きたくなり戻ってきました。止めている間に縫製業の主人と知り合い結婚し、子供も授かりました。一度止めたスルシィで働くのはちょっと恥ずかしかったのですが、みんなに快く受け入れてもらえ感謝しています。これからたくさんの編み方を覚え、みんなに追いつくよう頑張ります。
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Arca
(アルカ)
ロザリオ在住
スルシィの仕事の他に、近所の子供のベビーシッターや洗濯を請け負っています。主人はトウモロコシの収穫時だけしか仕事がなく4人の子供を育てるのは大変ですが、スルシィの仕事はいつでもどこでも出来るので、時間を有効に使ってバッグをたくさん編んでいます。バレーボールの地域チームに入っていて、他の地域のチームとの試合には選手として出場しています。
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Ayeng
(アィエング)
カルカル在住
シングルマザーで娘と2人で暮らしています。一度スルシィを辞め、他で働いたことがあるのですが、スルシィのみんなと編み物の仕事がやっぱり好きで、また戻って来ました。趣味はバレーボールです。マッサージの免許を持っているので、時々知り合いにマッサージをすることもあります。お金を貯めて、小さな家を建てたいです。Luluは姉で、姉妹でスルシィで働いています。
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Babie
(ベビー)
カルカル在住
7人の子どもがおり、一番下の子はまだ学生なので教育費が大変ですが、できるだけ子供には教育を受けさせたいと思っています。長男はホテルマン、娘は小学校の先生をしており、子供たちは私の誇りです。家計の足しに、バナナキュー(バナナを油で揚げたもの)を売ったりしています。最近は、OEMのサンプル作りも任されるようになり、仕事にやりがいを感じています。
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Bea
(ベア)
ロザリオ在住
子供がいますが結婚せずにパートナーと一緒に住んでいて、地域のYouth Councilのチェアマンをしています。Youth Councilor(青年村会議員)の立場からも、スルシィが私たちの村の主婦たちに仕事をもたらしてくれていることにとても感謝しています。趣味は、バレーボール、ダンス、歌を歌うこと、料理です。バレーボールは村のチームに入っていて試合にも出ています。
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Bebe
(べべ)
カルカル在住
姉のCitaと一緒にスルシィで働いています。独身なので、Citaの家族と一緒に暮らしています。ぜんそくの持病がありますが、スルシィで働くようになって薬代を心配することが少なくなりました。将来は今住まわせてもらっている姉の家の改築を手助けしたいです。私は一番最初にトレーニングを受けたメンバーで、スルシィで働いていることが誇りです。
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Bel
(ベル)
カルカル在住
主人はサッカーやバスケットチームのユニホームを縫っています。時々私もミシン掛けを手伝ったりもします。母(Clarita)がまずスルシィで働き始め、母の紹介で編み物のトレーニングに参加したのがスルシィで働くきっかけです。以前は母のところから貰い水をしていたのですが、スルシィで働いて水道を引くことができました。趣味は野球(自分でもプレイします)と読書です。
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Berta
(ベルタ)
ロザリオ在住
前にトレーニングに参加したものの途中で止めてしまいました。個人でネイリストの仕事をしていたのですが仕事が毎日あるとは限らず、スルシィに戻ってきました。快く私を受け入れてくれ有り難いです。娘もスルシィで働きたいと言っているのですがまだ子供が小さいため、今は私の仕事を手伝いならが編み物を覚えています。テレビのドラマを観ながら編み物をするのが好きです。
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Cecil
(セシル)
カルカル在住
2人の子育てで2年間のブランクがありますが、またスルシィで働けることに感謝しています。バイクを買いローンで毎月返済していますが、これもスルシィで働いているから出来ることなので有り難いです。息子は学校でチェスの代表プレイヤーなのが自慢です。クッキング(フィリピン料理)が得意ですが、料理の他、バドミントン、水泳など、身体を動かすのも大好きです。
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Cecilia
(セシリア)
ロザリオ在住
子供が5人いるので、スルシィで得たお金は食費に消えてしまっています。以前は、nativeのスナック(バナナを油で揚げたバナナキューなど)を作って売っていましたが、今はスルシィ一筋です。主人は大工さんですが、時々炭を作りレストランに卸したりしています。母のCencia、妹のCleofeもスルシィで働いています。スルシィで今よりもっとバッグを作り稼ぎたいです。
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Cencia
(センシャ)
ロザリオ在住
7人の子供がいますが、みんなそれぞれ家庭を持って独立しています。孫の世話や洋裁の仕事(服のお直し)もやっているので、毎日何かしら手を動かしています。スルシィで収入を得ることができとても有り難いですが、スルシィで働いている娘のCecilia、Cleofeもスルシィには感謝しています。家族で3人もスルシィにはお世話になっていています。ありがとうございます。
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Cha
(チャ)
ロザリオ在住
先生になりたくて大学まで進みましたが、お金が続かず1年で中退してしまいました。以前は主人と一緒にお土産やさん用の木製キーホルダー作りをしていましたが、一つ1.50ペソ(4円弱)にしかならず、やめてしまいました。主人は建設の仕事に戻り、私はスルシィの仕事を得ました。編んだバッグが日本で販売されるなんて考えただけでワクワクします。3人の子供のために働きます。
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Cita
(シィタ)
カルカル在住
妹のBebeもスルシィで働いています。子供は2人、孫が6人いますが、主人とはもう30年以上前に結婚を解消し別々に住んでいます。給料は貯めて、孫の教育費と大雨が降ると家に水が入ってきてしまうので、床を上げる費用に使いたいです。私も一番最初からのメンバーで、それが誇りです。小さな雑貨店をしていたのですが閉めてしまったので、また再開したいです。
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Clarita
(クラリタ)
カルカル在住
編み子さんの中で私が一番年長の1941年生まれですが、まだまだ現役で働きたいと思っています。長年パートで地域のヘルス・ワーカーとして働いてきましたが、2020年に引退しました。娘のBelもスルシィで働いていて、孫は何と18人もいます。以前内職で、輸出用の靴の飾りをかぎ針で編んでいたこともあり、編み物が大好きです。スルシィで若い人たちと一緒に働くことができて幸せです。
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Cleofe
(クレオフェ)
ロザリオ在住
大学へ入学したものの、お金が続かず2年で中退してしまいました。子供は2019年に2人目が生まれ、自分のような二の舞を踏ませないように大学で勉強をさせてあげたいです。以前はガイサノというモール(スーパー)でレジ係をしていましたが、今はスルシィの仕事にやりがいを感じています。主人は地区のpoliticianで、母のCencia、姉のCeciliaもスルシィで働いています。
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Cristy
(クリスティ)
カルカル在住
ちょっと身体を壊し、3年間休んでいました。今はすっかり良くなり、スルシィの仕事に精を出しています。主人は日本人が経営するイングリッシュスクールの寮生の料理を長年作っています。主人も私も仕事があるということは、とても恵まれていると思っています。有り難いです。地域のバレーボールとバドミントンのチームに入り、活躍(笑)しています。踊るのも歌うのも大好きです。
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Denisa
(デニィサ)
カルカル在住
以前は靴工場でパートで働いていましたが、今は誇りを持ってスルシィで働くことができ幸せです。OEMのサンプル作りも任せられているので、やりがいもあります。2016年にはスルシィで働いたお金で家の改築をしました。4人の子どもは全員結婚し、孫も4人になりました。料理が大好きで、家族は私の手料理が一番と言ってくれます。スルシィが大きくなることを願っています。
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Evelyn
(エブリン)
ロザリオ在住
子牛と子ヤギを育て大きくなったら売ってお金を得ていましたが、今はヤギ2頭だけなので家畜の世話をちょっとしながらスルシィの仕事に専念しています。子供たちにはちゃんと教育を受けさせてあげたいので、ずっとスルシィで働いていきたいです。高血圧なので、食事に気を付けています。これもスルシィで働くようになり余裕ができたので、食事にも気を使えるようになりました。
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Flor
(フロアー)
カルカル在住
Nanetにスルシィを紹介してもらいました。スルシィで働くようになって1番よかったのは、以前はお金が必要なときは主人にその都度理由を言ってもらっていましたが、自分で稼いでお金を得るようになってからはそれがなくなり、子供たちの物も買ってあげられるようになったことです。主人から少しは自立出来たようでそれがとても嬉しいです。子供の教育にもお金を回せるようにしたいです。
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Gigi
(ジジ)
カルカル在住
工房のあるカルカル市の郵便局に勤めています。いつも日本へバッグを送るのを見ていて、スルシィにはとても興味がありました。近くのセントラルスクールでトレーニングがあると聞き、スルシィのバッグを知ることができるチャンスだと思い参加したのが、スルシィで働くきっかけです。編み方がたくさんあり、本当に編み物は奥が深いと思っています。昼間は郵便局での仕事があるので、家に帰ってから編んでいます。
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Janice
(ジャニス)
ロザリオ在住
以前は家で子育てをしていて外にでることもなかったのですが、今はスルシィでバッグの編み方を覚え、働いて収入を得ることが楽しくて仕方がありません。これから子供たちの教育費も掛かるので、もっと仕事がこなせるよう、早く先輩のように何でも編めるようになりたいです。趣味はガーデニングで庭の手入れをすることが楽しみです。増えた植物は友だちにあげて喜ばれています。
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Jo Ann
(ジョ アン)
カルカル在住
主人を病気で亡くし、7人の子ども(双子もいます)を育てています。姉のTataがスルシィでバッグを作ってお金を得ているのを見て、私もスルシィで働き始めました。編むことが好きだし(お料理も好きです)、 スルシィで働く事は自分に合っていると思っています。仕事をしている間は母が子供たちの面倒を見てくれているので助かっています。こうして仕事を得て子供たちを育てられることに感謝しています。
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Lita
(リタ)
カルカル在住
主人を数年前に突然亡くし、スルシィで一生懸命働き子供を立派に育てることが主人に対して胸を張れることだと思い頑張っています。サンプル作りも任せられているので仕事も増え、やりがいもあります。4人の子供たちの学業を中途でストップせずに、上の二人を大学まで通わせることができたことは本当に嬉しく誇りでもあり、スルシィには感謝しています。Em-emとは親類です。
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Lucille
(ルシル)
カルカル在住
スルシィ工房のあるカルカル市の刑務所に4年近く入っていました。収監されている時にスルシィのElisa が通ってバッグの編み方を教えてくれたので、収監中もスルシィのバッグを編んでお金を得ていました。 編む技術を得られたことはとても大きく、出所後はスルシィですぐ働き始めることができました。編み子さんたちもみんな温かく迎えてくれ、今はみんなと一緒にバッグ作りができとても幸せです。
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Lulu
(ルル)
カルカル在住
主人は、チャッピー(バイクに幌付きの対面式座席が付いた乗り物)のドライバーなのですが、今までチャッピーを借りて営業をしていましたが、ローンで自分のチャッピーを買いました。このローン返済もあるし、これから3人の子供にお金もかかります。私も主人も病気持ちなので薬代も必要です。もっと働いて収入を増やしたいです。妹のAyengもスルシィで頑張っています。
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Lydia
(リディア)
カルカル在住
今、義理の母(Cita)の家に間借りしているので、近い将来小さな家を建てたいと思っています。節約を心がけ、主人と協力しお金を貯めています。主人はホテルの電気工なのですが、仕事があるときしか呼ばれないので、私も頑張って働いています。義母と一緒に住んでいるので、子供を見てもらったり、編み方が分からないときは教えてもらったり、とても心強いです。
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Mariel
(マリエル)
カルカル在住
母子家庭なので、高校、大学生の時からスルシィでアルバイト的に仕事をずっと続けさせてもらいました。学校で必要なものや小遣いはアルバイト代で賄うことができ、とても感謝しています。卒業してからはスルシィで働いていますが、お世話になったことを忘れずにこれからもスルシィがどんどん大きくなるのを楽しみに仕事を続けていきたいです。韓国のドラマにはまっています。
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Mario
(マリオ)
ロザリオ在住
家の周りで女性たちが集まって楽しそうに編み物をしているのを前からよく見ていました。カーペンターの仕事は毎月コンスタントにないし、編み物が仕事になると聞き自分も編んでみたくなりました。最初は照れ臭かったのですが男性も受け入れてくれるというので、基礎から教えてもらいました。まだ編めるバッグの種類は多くないのですが、早く何でも編めるようになりたいです。
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Marisa
(マリサ)
ロザリオ在住
主人はモーターバイクのドライバーです。私はスルシィの仕事の他に、時々学校の食堂でおやつなどを売っています。スルシィの仕事は分業ではなく、一つのバッグを全部一人で作るところがいいな、と思っています。やっぱり出来上がったバッグを見ると自分ながらよく出来たと嬉しくなるからです。これからも一つひとつ丁寧なバッグづくりを心掛け、精進していきます。
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Marylyn
(マリリン)
ロザリオ在住
前にトレーニングを受けたのですが、当時は3人の子供が小さく続けることができませんでした。今は子供に手が掛からなくなり、姪の面倒もみながらスルシィの仕事が出来るようになり、頑張っただけの収入を得ています。主人は村の議員をしているので、小さな村にスルシィが仕事をもたらしてくれていることに主人ともども感謝しています。ありがとうございます。
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Mhey
(メイ)
カルカル在住
以前は、丸台紙に付けるお人形を主に作っていましたが、今では何種類ものバッグを編めるようになりました。バッグを編むようになって、出来上がりがすごく楽しみにもなりました。スルシィで働きだした時は子供が2人でしたが今は5人になったので、これから今まで以上に仕事をし子供たちに少しでもいい生活ができるようにしたいです。テレビでドラマを観るのが楽しみです。
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Milyn
(ミリン)
サラグサ在住
40代で孫ができましたが、4人の子供の一番下はまだ学生です。ヘルスセンター(保健所)で働いていましたが、孫の世話のため辞めました。スルシィの仕事は、孫の世話をしながら家でできるので助かっています。モーターバイクをローンで買いましたが、スルシィで働いてローンを完済しました。私も主人もカラオケで歌うのが大好きです。主人はlumber(木材を切る仕事)をしています。
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Mina
(ミーナ)
ロザリオ在住
ロザリオに住んでいる編み子さんたちの責任者です。カルカルの工房と密に連絡を取り、ラフィア糸の手配から編み方の指導、出来上がりのチェックまでしています。3人の子供を育てていますが、全員自分の子供ではありません。この村には仕事がないので、スルシィの仕事は家でもできるし、皆さんやりがいを持って仕事をしています。こうしてみんなが働けるのは本当に有り難いです。
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Myrna
(ミルナ)
カルカル在住
主人とは死別しています。亡くなった後、どうやって子供を育て生活していこうかと不安だらけでしたが、スルシィの仕事を得ることが出来、本当に感謝しています。Ma’am Satomiの苗字、Sekiya(関谷)をもらい、孫(娘の子供)にSekia-mae(セキヤ メー)と名付けました。仕事をもっと増やし、早く家のリホームをしたいです。バレーボールの地域チームのメンバーです。
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Nalyn
(ナリン)
カルカル在住
近所のDenisaの紹介でスルシィで働くようになりました。目下の目標は、早くDenisaのように何でもキレ イに編めるようになりたいです。そしてたくさんのバッグを作ることで、そこから編み物について色々な 細かい点も学んでいきたいです。洋裁が得意で着たい洋服のデザイン画を描いて服づくりも楽しんでいます。あと、歌うことも踊ることも大好きです。
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Nanet
(ナネット)
カルカル在住
Denisaを通してスルシィを知りました。彼女からMa’am Satomiはたくさんの女性たちをヘルプしているんだよと聞いてはいましたが、みんなが和気あいあいと誇りを持ってバッグ作りをしているのを見て、素晴らしい会社だということが分かりました。私も得たお金で子どもたち(4人の娘と2人の息子)に必要な物を買うことができているので、ずっと働いていきたいと思っています。
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Raquil
(ラケル)
ロザリオ在住
スルシィの仕事以外に、学校でスナックを売って食費の足しにしています。バッグもできるだけたくさん作って、子供たちにバランスのいい食事と教育を受けさせてあげたいです。新しいバッグの編み方を習うときは、いつもちょっと緊張します。自分の作ったバッグが遠い日本の誰かの手に渡ると思うと、ワクワク嬉しくなります。主人はトウモロコシを作っています。
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Regine
(レジン)
カルカル在住
以前は、ストリートフード(ジュースやポップコーンなど)売りをしていたのですが、あまりお金にならず、スルシィで働いていたMheyに紹介してもらいスルシィで働くようになりました。子供が5人いるのですが一番下の子は長男と14も年が離れており、まだまだお金が必要です。スルシィで働くようになり収入が増え、家族に美味しいものを作ってあげられるようになりました。
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Res
(レス)
カルカル在住
6人の子供全員を大学までいかせ教育したのが誇りです。みんな独立し子供にお金は掛からなくなりましたが、主人が病気で退職したのでスルシィで得たお金は電気代や水道代、食費に消えていきます。編み物の他に縫い物も好きで、友だちや近所の人に頼まれれば洋服やカーテンなどを縫い小遣いにしています。ダンスは音楽が掛かれば自然に身体が反応して踊りだすぐらい好きです。
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Resting
(レスティング)
カルカル在住
耳が不自由なのですが、歌を歌ったりテレビで映画を見ることが大好きです。主人が働いていないので、私がスルシィで働き主人は家のことをしています。4人の子供のうち3人はもう自活していますが、一番下の娘にはまだ当分お金が必要です。新しいデザインや編み方を覚えるのは得意な方です。日本のテレビが取材に来たときに私が一番映ったので、それがいい思い出です。
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Ricky
(リッキー)
ロザリオ在住
妻はMinaです。最初の頃は妻が編んだバッグのトリミングを手伝っていましたが、側で編んでいるのを見ているうちに徐々に編み方にも興味を持つようになり、妻に教わりながらバッグを編むようになりました。初めてバッグを仕上げた時はすごく嬉しかったのを覚えています。この喜びを男性にも知って欲しいです。カーペンターの仕事は時々なので、今では毎日のようにかぎ針を握っています(笑)。
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Rose
(ローズ)
カルカル在住
左利きなので最初は編み方を理解するのに手こずりましたが、根気よくElisaが教えてくれ、今では編み図を見てスムーズに編めるようになりました。スルシィで働く前は袋詰めの内職をしていましたが、長時間働いてもあまりいいお金にならなかったので、スルシィで仕事を続けもっとたくさん稼げるようになって主人を助けたいです。
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Tata
(タタ)
カルカル在住
4人の子供がいるのですが、一番下の子はまだ小さいので、家で仕事ができるのが本当に有り難いです。主人はチャッピー(バイクに幌付きの対面式座席が付いた乗り物)の運転手なのですが、スルシィで働いたお金を貯めて主人のチャッピーをキャッシュで買いました。中古でもすごく嬉しいです。音楽を聴きながら編み物をするのが大好きです。母もスルシィで働きたいそうです。
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Tes
(テス)
カルカル在住
Jo Annからセントラルスクールで編み物のトレーニングがあると聞き、参加しました。シングルマザーで足に障害を持った娘がいるので、絶対スルシィで働けるようになりたいと思い、頑張ってトレーニングを受けま した。トレーニングが終わり実際働いてみて、新しい経験がたくさんでき今までとは違う人生が開けたような 気がしています。ありがとうございます。
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Tintin
(ティンティン)
カルカル在住
編み物が好きなので、スルシィのことをFBで見て働きたいと思いメッセージしました。誰も知っている人がいなかったので最初はとても不安だったけれど、みんながとても優しくしてくれてすぐに溶け込むことが出来ました。今は旦那さんとは別れて暮らしているので、自分で稼いだお金で日々の必要な物が買え、娘を育てることができ、とても有り難く思っています。
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Totang
(トタン)
カルカル在住
主人との間には子供が2人いるのですが、籍を入れずパートナーの関係を続けています。関心事はやはり子供の教育で、ずっとスルシィで働き続け子供が望むなら大学まで行かせてあげたいです。スルシィで働く前は、自分の作ったバッグが日本の百貨店に並ぶなんて考えたこともありませんでした。日本のお客さまが手に取ってくださると想像しただけでもワクワクします。Minaとは親類です。
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Victoria
(ヴィクトリア)
カルカル在住
7人の子供と4人の孫がいます。大所帯なので食費と子供たちの学校にお金がかかり、スルシィで得たお金はすぐに消えてしまいます。DenisaとMyrnaのご主人とうちの主人が兄弟なので住んでいるのも隣り同士です。分からないところがあるとよく彼女たちに教えてもらっています。飼っている2頭の牛に草を刈ってエサをあげるのが日課です。主人はココナッツの木切り(チェーンソーオペレーター)をしています。
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編み子さんが働く工房ATELIER
スルシィの工房は、フィリピン・セブ島の 中心地セブシティから南へ約40キロ、
バスで約1時間半の カルカル市(Carcar city)にあります。
セブ島ってどんなところ?
みんなが揃うのは2週間に一度の給料日、 この日は一番工房が賑わいます。
スキルアップにつながる 取り組みSKILL UP
スルシィでは、編み子さんの可能性を 最大限に広げるために、
バッグの編み方を教えるだけでなく さまざまなフォローアップを行っています。
バッグデザインコンペティション
編み子さんの中からバッグデザイナーも育って欲しいとの思いから、2014年から毎年開催しているコンペティションです。
編み子さんたち自らバッグをデザインしそれを編んで形にしたものを、クリスマスパーティー時に代表の関谷が審査・講評しています。
上位5位まで賞金と賞状、副賞が贈られ、最優秀作品は実際に商品化されることもあります。
年々デザイン力・技術もアップし、個性あふれる作品が生まれています。
スルシィではコンペティションを通じ、技術向上はもちろん、自身の持つ可能性を広げ自信を持って欲しいと考えています。
コンペティション動画はこちら
誇らしげに賞状を手にする編み子さんたち
2020 年の上位入賞者
ファッションショー
編み子さんたちが仕事へのやりがいや誇りを感じてくれることを期待し、2017年から2年に一度開催しています。
音響や照明などの特殊効果に加え、プロの歌手やダンサーも出演し会場を盛り上げます。その華やかさと熱気はさながら、パリのファッションショーのようです。
編み子さんたちは上記コンペティションで自身が制作したバッグを持ち、友人、家族はもちろんのこと、スルシィがお世話になっている方や現地のマスコミ関係の方など約300人の観客の前でランウェイを歩きます。
編み子さん自身はもちろん、ご主人やお子さんにとっても、忘れがたい感動の1日となります。
ファッションショー動画はこちら
ランウェイを颯爽と歩く編み子さん
日本から応援にいらした方たちと
スルシィのイベントEVENT
スルシィでは、編み子さん同士の絆や親睦を深めるため、様々なイベントを催しています。
クリスマスパーティ
アジアで唯一キリスト教国のフィリピン、人口の90%以上がクリスチャンです。そんな国民にとってクリスマスパーティは一大イベントで、スルシィでも12月の第2か第3土曜日に盛大に工房の庭でパーティを開催します。
この日は編み子さんのお子さんやご主人も参加し、ゲームにダンス、プレゼント交換、カラオケと何とも賑やかで楽しいパーティです。
パーティの目玉は、フィリピンのパーティに付きものの豚の丸焼き「レチョン」がドーンと!
歓声と笑い声と歌声と、パーティは日が暮れるまで続きます。
クリスマスパーティ動画はこちら
どれも美味しいローカルフード
ダンスで弾ける編み子さんたち
バースデーパーティ
毎月、その月に生まれた編み子さんたちをお祝いするため、工房で食事会を開いています。
月に一度みんなが集うことで、編み子さん同士の親睦を深めています。
この日がみんな楽しみです
パーティの一皿(バナナの葉がお皿代わりに!)
スルシィウクレレクラブ
セブ島は知る人ぞ知るウクレレの産地です。土地柄、ボディは椰子の実の殻や、
貝殻をはめ込んだ象眼細工でできているものもあり、職人さんが一つひとつ手作りしています。
月に何度か編み子さんの有志が集まり、ウクレレの練習をエンジョイしています。
スタディツアーTOUR
セブの現地工房では、日本からのスタディツアーを 随時受け入れております。 (個人、団体問わず受け入れ可。)
編み子さんの自宅訪問、 実際にラフィアを使用してのワークショップ、 フェアトレードの取り組みの説明、
質疑応答など色々な楽しいプログラムを ご用意しております。
お時間、料金等、遠慮なくお問い合わせ ください。
編み子さんを先生にブローチ制作中
完成したブローチは思い出のひとつに!
右と左の矢印を使ってスライドショーをナビゲートするか、モバイルデバイスを使用している場合は左右にスワイプします